■ 地場産青果物情報(平成28年11月上旬)
9月中旬以降の天候不順で秋野菜の作業は大幅に遅れ、生育についても同様で10月の入荷は低調でありました。中でも葉物類が少なく、ほうれん草を始め軟弱類が目立って少ない状況となりました。その中でもセリ場で目立ったのが美濃柿で10月中に出荷量の大半を出荷が完了した状態となりました。特に柿類は熊の出没の関係もあり入荷が早まったのも事実であります。
10月は全国的な天候不順と、それに伴う災害で青果物全般が高値で推移し、毎日定量必要な青葱などは中央市場にも物が無い状態で卸売単価は急騰し相場が高止まりしました。
11月は天候回復は見込めますが、市場へ入荷する野菜類は年末にかけ入荷が減少傾向となる事で単価は高値で推移する事が予想されます。
2016年11月4日 3:01 PM