■ 万願寺とうがらし
万願寺とうがらし(まんがんじとうがらし)とは、京都府舞鶴市が特産地の春の京野菜。単に万願寺とも呼ばれる。地元では、万願寺甘唐と呼ばれている。 万願寺とうがらし (ざるの直径は27cm) 万願寺とうがらしとは大正末期に伏見とうがらしと、外国系大型とうがらしであるカリフォルニア・ワンダーの交雑種として京都・舞鶴の地で生まれ、同市内の万願寺地区で作られていたものでこの名が付いた。 果肉は大きくて分厚く、柔らかく甘味があり、種が少なく食べやすいことが特徴で、その大きさから「とうがらしの王様」とも呼ばれている。 京都府が京都の伝統的な京野菜を指定し、広く京都をアピールするために定めている「京の伝統野菜」の指定第1号品目の1つである。